鋼材について

鋼材

今回は、金属加工をする際に知っておきたい、鋼材(金属の種類)の選び方について簡単に説明します。

普段の生活の中でも、金属加工品は身の回りにたくさん使われています。
そして、その多くは用途によって金属の種類を使い分けています。

例えば、

  • キッチンのシンク → 錆びにくいステンレス
  • 換気扇フード → 比較的安価な鉄
  • 軽量化したい部品 → アルミ

というように、設計段階で用途に合わせて選定されています。

金属には、

  • アルミ
  • ステンレス
  • チタン
  • 真鍮

など様々な種類があり、さらに鉄の中でも、

  • SS材
  • SPCC材
  • S45C

など細かく分かれています。

すべてを説明すると膨大な情報になってしまうため、ここでは、よく使う材料に絞って、簡単に選定できるように説明します。

※METALWORKSでは、用途や使用環境に合わせた材料選定のご相談も承っています。

「どの金属を選べばよいかわからない」という場合でも、お気軽にご相談ください。

① まずは3種類で考える

身の回りの多くの金属製品は、

鉄・アルミ・ステンレス

のどれかで作られています。

そのため、まずはこの3種類の特徴を知っておけば、ある程度イメージしやすくなります。

② 金属の性質で使い分ける

それぞれの材料には、特徴があります。

材料特徴
加工しやすい / 強度が高い / 比較的安価 / 錆びやすい
アルミ 軽い / 錆びにくい / 加工しやすい / 溶接がやや難しい / 強度は低め
ステンレス 錆びにくい / 強度が高い / 耐熱性が高い / 加工はやや難しい

簡単にまとめると、

  • コスト重視 → 鉄
  • 軽さ重視 → アルミ
  • 錆びにくさ重視 → ステンレス

という考え方になります。

③ 使用場所や用途で考える

金属は、使用する環境によっても選び方が変わります。

  • 屋外で雨が掛かる → ステンレス
  • 軽量化したい → アルミ
  • 強度を重視したい → 鉄やステンレス
  • 価格を抑えたい → 鉄

また、

  • 建築物
  • 車両
  • 機械設備
  • 安全に関わる構造物

などでは、材料・板厚・加工方法を正確に選定する必要があります。

このあたりは非常に奥が深く、専門的な世界になります。

④ 板厚(厚み)はどう決める?

最後に、よく悩まれるのが鋼材の厚みです。

もし見本となる製品がある場合は、その厚みに合わせるのがわかりやすいです。

見本がない場合でも、

  • 似た製品を参考にする
  • 必要な強度から考える
  • 持ったときの重量感で考える

など、おおまかに決めることができます。

わからない場合は、用途やサイズから適切な板厚をご提案することも可能です。


鋼材には規格サイズがあります

鋼材には、規格でさまざまな形があります。

一から加工して作るだけでなく、既にある形状を利用することで、コストダウンできる場合もあります。

例えば、

  • アングル材
  • パイプ
  • 角パイプ
  • 丸棒
  • フラットバー

などがあります。

鋼材の規格形状

既製の鋼材をうまく使うことで、加工コストや製作時間を抑えられる場合があります。

以上、かなり簡単な説明になりましたが、なんとなくイメージして頂ければと思います。

材料選定からでもご相談可能です

METALWORKSでは、

  • どの金属を選べばよいかわからない
  • 強度が必要
  • 軽くしたい
  • 錆びにくくしたい
  • コストを抑えたい

など、用途に合わせた材料選定のご相談も承っています。

図面がなくても、写真・手書きメモ・現物などからご相談可能です。

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