鋼板・アルミ板・ステンレス板の規格サイズ一覧
金属加工を依頼する際によく出てくるのが、定尺板(ていじゃくばん)という言葉です。
定尺板とは、鋼板・アルミ板・ステンレス板などで流通している、あらかじめ決まった標準サイズの板材のことです。
図面や見積りの中で、
- 3×6(サブロク)
- 4×8(シハチ)
- 5×10(ゴトー)
という呼び方を見かけることがあります。
このページでは、金属板材でよく使われる規格サイズについて、初心者の方にもわかりやすくまとめています。
METALWORKSでは、図面がなくても、板厚・材質・サイズの相談から製作可能です。
「どの板厚にすればいい?」「アルミとステンレスどちらが良い?」といった段階でもお気軽にご相談ください。

定尺板とは?
定尺板とは、メーカーや材料屋さんで一般的に流通している標準サイズの板材です。
金属板材は、大きな板から必要な形状に切り出して加工することが多いため、元になる板のサイズを知っておくと、材料取りやコストの考え方がわかりやすくなります。
特に、板金加工やレーザー加工では、定尺板の中にどのように部品を配置して切り出すかによって、材料ロスや製作費用が変わることがあります。
代表的な定尺板サイズ一覧
| 呼び方 | サイズ(mm) | サイズ(m) | よくある用途・メモ |
|---|---|---|---|
| 3×6 サブロク | 914 × 1829 | 0.914 × 1.829 | もっとも一般的な定尺サイズ |
| 4×8 シハチ | 1219 × 2438 | 1.219 × 2.438 | 大きめの製品やまとめ取りに使いやすい |
| 5×10 ゴトー | 1524 × 3048 | 1.524 × 3.048 | 大型サイズ。大きな製品や歩留まり改善に使われることがあります。 |
※ 板厚・材質・メーカー・流通状況によって、取り扱いサイズが異なる場合があります。
3×6(サブロク)とは?
3×6は「サブロク」と読み、サイズはおよそ914mm × 1829mmです。
金属板材だけでなく、建材や木材などでもよく使われるサイズで、もっとも一般的な定尺サイズのひとつです。
小さな部品や試作品、カバー、ブラケットなどを製作する場合、この3×6板から切り出すことも多くあります。
4×8(シハチ)とは?
4×8は「シハチ」と読み、サイズはおよそ1219mm × 2438mmです。
3×6よりも大きいため、大きめの板金製品や、同じ部品をまとめて切り出す場合に使いやすいサイズです。
部品のサイズや数量によっては、3×6よりも4×8を使った方が材料ロスを抑えられる場合もあります。
5×10(ゴトー)とは?
5×10は「ゴトー」と読み、サイズはおよそ1524mm × 3048mmです。
かなり大きなサイズの板材で、大型製品や大きなパネル、数量が多い部品の材料取りで使われることがあります。
ただし、取り扱いできる設備や運搬条件も関係するため、すべての加工で使えるわけではありません。
鋼板・アルミ板・ステンレス板で考え方は同じ?
基本的な定尺サイズの考え方は、鋼板・アルミ板・ステンレス板でも似ています。
ただし、材質によって、
- 流通している板厚
- 入手しやすいサイズ
- 価格
- 加工方法
- 重量
が変わります。
| 材料 | 特徴 | よくある用途 |
|---|---|---|
| 鋼板 | 強度があり比較的安価。錆びやすいため塗装やメッキを行うことが多い。 | ブラケット、架台、カバー、金具など |
| アルミ板 | 軽くて錆びにくい。A5052などは板金加工でよく使われる。 | 軽量カバー、ケース、パネル、試作品など |
| ステンレス板 | 錆びにくく、見た目もきれい。加工費は鉄より高くなることがあります。 | 屋外部品、食品関連、装飾部品、耐食性が必要な部品など |
定尺板と材料取りの関係
板金加工では、定尺板の中に部品を配置して切り出します。
そのため、同じ部品でも、
- 部品サイズ
- 数量
- 板厚
- 切断方法
- 材料ロス
によってコストが変わることがあります。
例:
1個だけ作る場合は材料の一部しか使わなくても、材料の手配単位によっては余りが出ることがあります。
逆に、複数個まとめて製作すると、1枚の板から効率よく切り出せる場合があります。
板厚も重要です
板材を選ぶ際は、サイズだけでなく板厚も重要です。
例えば、同じ3×6サイズでも、板厚が1mmと3mmでは重量も強度も大きく変わります。
板厚を決める際は、
- 強度が必要か
- 軽さを優先するか
- 曲げ加工があるか
- 溶接が必要か
- 屋外で使うか
などを考えて選びます。
図面がない場合でも、使用用途や取り付け方法から板厚をご提案できる場合があります。
重量の目安も確認しておくと便利です
定尺板はサイズが大きいため、板厚によってはかなり重くなります。
例えば、同じ3×6サイズでも、鉄・ステンレス・アルミでは重量が大きく異なります。
重量を確認したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
加工依頼時の伝え方
板材を使った加工を依頼する場合、最初から定尺サイズを指定できなくても問題ありません。
まずは、
- 作りたい物のサイズ
- 数量
- 材質の希望
- 板厚の希望
- 使用場所
- 必要な強度
などを伝えると、製作方法を検討しやすくなります。
板材の取り方や加工方法は、製作側で検討できるため、依頼時にすべてを把握している必要はありません。
よくある質問
Q. 3×6や4×8を指定しないと見積りできませんか?
いいえ。完成品のサイズ・数量・材質がわかれば、こちらで材料取りを検討できます。
Q. アルミ板とステンレス板ではどちらが高いですか?
材料相場や板厚、加工内容によって変わります。ステンレスは材料費だけでなく加工費も高くなる場合があります。
Q. 板厚がわからない場合でも相談できますか?
はい。用途・サイズ・取り付け方法・強度の必要性を確認しながら、目安をご提案できます。
Q. 板から曲げて作る方が安い場合もありますか?
はい。既製の鋼材を使うより、板材をレーザー切断して曲げた方が、形状の自由度やコスト面で有利になる場合があります。
Q. 図面がなくても依頼できますか?
はい。手書きイラスト・写真・現物・簡単な寸法メモからでもご相談可能です。
まとめ
鋼板・アルミ板・ステンレス板には、よく使われる定尺サイズがあります。
▶ 3×6(サブロク):914 × 1829mm
▶ 4×8(シハチ):1219 × 2438mm
▶ 5×10(ゴトー):1524 × 3048mm
これらのサイズを知っておくと、材料取りやコストの考え方が少しイメージしやすくなります。
ただし、実際の製作では、材質・板厚・数量・加工方法によって最適な材料取りが変わります。
そのため、依頼時には「定尺板の知識」よりも、作りたい物のサイズ・用途・数量を伝えることが大切です。
板材加工のご相談も可能です
METALWORKSでは、
- 鋼板加工
- アルミ板加工
- ステンレス板加工
- レーザー切断
- 曲げ加工
- 溶接加工
など、用途に応じた製作相談を承っています。
図面がない場合でも、写真・手書きメモ・現物などからご相談可能です。

