図面の描き方~その1~
アイデアをカタチ(製品)にするための図面の書き方をご説明します。
図面と聞くと難しいイメージがありますが、基本を押さえれば簡単です。
作り手に伝わるかが大切なので、パソコンを使わなくてもフリーハンドで図面はできます。
では、説明します。
※METALWORKSでは、フリーハンドの絵(イラスト)からでも製作を承ります!
STEP1:「絵心、立体図不要!基本は三面図」
三面図というは、対象物を3つの方向から見た形を描くことです。
頭の中にしかない対象物はイメージしながら描いてください。
3つの方向は“正面から見た形、上から見た形、横から見た形”です。
複雑な形状に関しては、真下からや、逆サイドから見た形を追加して描きます。
※正しい投影法で平面図を描いてください。
STEP2:「線の種類と意味の使い分け」
図面を描く際に、線の種類で意味を使い分けています。
主に使うの3種類です。“実線、破線、一点鎖線”
・実線=図面呼称“外形線”(実際に見えている線)
・破線=図面呼称“かくれ線”(見えている表面の裏にあり隠れている線)
・一点鎖線=図面呼称“中心線”(中心はここです、と示す線)
以上、線の種類を使い分けて、三面図を描いて、最後に寸法を描けば、ほぼ図面の出来上がりです!
今回はここまで、次回は加工方法をご説明します。
見本
▶下のイラストの形を製作依頼するとき
▶対象物を三面図で描いた図
(一点鎖線が抜けていました…)
▶三面図に寸法を付け足した図
(一点鎖線が抜けていました…)