金属・樹脂の重量計算

金属加工や樹脂加工を依頼する際に、重量の目安がわかるととても便利です。

例えば、

  • 送料の目安を知りたい
  • 持ち運びできる重さか確認したい
  • 材料費の感覚を知りたい
  • 強度や板厚を考える参考にしたい

といった場面で、重量計算は役立ちます。

このページでは、鉄・ステンレス・アルミ・真鍮・銅・樹脂などの重量計算を、なるべく簡単にわかりやすくまとめています。

METALWORKSでは、図面がなくても、寸法・材質・用途から製作相談が可能です。
重量の目安を見ながら、「このサイズで作れる?」「持てる重さ?」「送料はどれぐらい?」といったご相談も可能です。

金属・樹脂の重量計算 早見ガイド

重量計算の基本式

重量は、基本的に体積 × 密度で計算できます。

重量(kg) = 体積(mm³) × 密度(g/cm³) ÷ 1,000,000

※ mmで寸法を入れる場合の簡易表現

重量(kg) = 体積(cm³) × 密度(g/cm³) ÷ 1000

つまり、まず形状から体積を出して、その材料の密度を掛ければ重量の目安が出せます。

代表的な材料の密度一覧

材料密度(g/cm³)備考
鉄・SS4007.85一般的な鉄材の目安
ステンレス(SUS304)7.93錆びにくい定番材
アルミ(A5052)2.68板金加工でよく使うアルミ材
真鍮(C3604目安)8.47切削部品などで使用
8.96電気関係の部品で使われることが多い
アクリル1.19透明樹脂の代表例
MCナイロン1.15機械部品で使われることが多い
POM1.41摺動部品向きの樹脂
塩ビ(PVC)1.40配管・板材などで使用

※ 密度は代表値です。材質や規格によって多少前後します。

よく使う形状別の重量計算式

板材

鉄板・ステンレス板・アルミ板などの重量計算です。


重量(kg) = 縦(mm) × 横(mm) × 板厚(mm) × 密度 ÷ 1,000,000

丸棒

丸棒やシャフト形状の重量計算です。


重量(kg) = 直径 × 直径 × 0.785 × 長さ × 密度 ÷ 1,000,000

パイプ

丸パイプ・配管などの重量計算です。


重量(kg) =(外径² − 内径²)× 0.785 × 長さ × 密度 ÷ 1,000,000

計算例

例1:鉄板 1000×500×3mm の重量

材料:鉄(密度 7.85)

1000 × 500 × 3 × 7.85 ÷ 1,000,000 = 11.775kg

つまり、約11.8kgです。

例2:A5052アルミ板 300×200×2mm の重量

材料:A5052(密度 2.68)

300 × 200 × 2 × 2.68 ÷ 1,000,000 = 0.3216kg

つまり、約0.32kgです。

例3:SUS304丸棒 φ20 × 1000mm の重量

材料:SUS304(密度 7.93)

20 × 20 × 0.785 × 1000 × 7.93 ÷ 1,000,000 = 2.49kg

つまり、約2.5kgです。

重量計算が役立つ場面

送料の目安

発送サイズや運賃感を把握しやすくなります。

持ち運び確認

1人で持てるか、設置可能かの判断材料になります。

材料費の概算

材料重量がわかると、概算コストの感覚が掴みやすいです。

強度検討の入口

板厚や材質を考える初期判断の参考になります。

よくある質問

Q. 穴あき形状や複雑な形状でも計算できますか?

はい。基本形状から不要部分を引く考え方で概算できます。正確に出したい場合は、図面や寸法をもとに算出します。

Q. レーザー加工後の製品重量も出せますか?

はい。切り抜き部分や穴部分を差し引いて計算できます。おおよその目安でも十分参考になります。

Q. 樹脂でも同じ考え方ですか?

はい。基本は同じで、体積にその材料の密度を掛ければ重量が出せます。

Q. 材料選定がまだ決まっていない場合でも相談できますか?

はい。用途・強度・重量・コストのバランスを見ながら、鉄・ステンレス・アルミ・樹脂などからご提案可能です。

まとめ

金属・樹脂の重量は、基本的に体積 × 密度で計算できます。

重量がわかると、

  • 送料
  • 持ち運び
  • 材料費
  • 板厚や材質選定

などの判断がしやすくなります。

特に試作や一点物では、ざっくりでも重量感を把握しておくと、依頼時に話が進めやすくなります。

重量の目安からでも製作相談できます

METALWORKSでは、

  • 図面がない
  • 材質が決まっていない
  • 重量感を知りたい
  • 送料や持ち運びも考えたい
  • 板金か切削かも相談したい

といった段階からご相談可能です。

手書きメモ・写真・簡単な寸法だけでも大丈夫です。

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