金属加工をする際に、知っておかなければいけない鋼材(金属の種類)の選定について説明します。
普段の生活の中でも、金属加工品はよく見かけ、その多くが用途によって鋼材を使い分けています。

例えば、キッチンのシンクは錆を防止するためステンレスを使っていたり、コンロの換気扇フードは水が掛からないので鉄を使っていたり設計の段階で考え使い分けられています。
その種類もよく聞くような鉄、アルミ、ステンレス等からチタン等の特殊なものまで様々あり、鉄の中でもSS材やSPCC材など分かれており、全て説明すると膨大な情報になり混乱してしまうほどあります。
そこで、ここではよく使う材料に絞って、簡単に選定できるように紹介します。

①3種類で考える

身の回りのほとんどは金属製品は鉄、アルミ、ステンレスのどれかで作られているので、その3つで考えればよいかと思います。

②金属の性質で使い分ける

・鉄・・・・・・加工性◎、耐食性(錆)×、強度◎
・アルミ・・・・加工性△(溶接が難しい)、耐食性〇、強度×、軽さ◎
・ステンレス・・加工性〇、耐食性◎、強度◎、耐熱性◎

以上、①②を参考に用途と使用場所によって簡単に選ぶことができますが建築物や乗り物等の構造物は、正確に材料や板厚、加工方法を選定する必要があるためもっと難しい世界になるので興味があれば調べてみるのもよいかと思います。
最後に肝心の鋼材の厚みについてですが、見本があればその通りに、無い場合は類似している製品を倣って設定すれば大丈夫です。
以上、簡単すぎる説明で失礼しました。なんとなく理解して頂ければと思います。

▶鋼材には、規格で色んな形があります。加工で作らなくても決まった形を利用して作るとコストダウンもできます。
鋼材